

当院では再生医療(PFC‐FD療法)にも力を注いでおり、4月から新しくアップグレードされたPFC-FD2.0を導入いたします。
PFC-FD療法とは、ご自身の血液から作製した多血小板血漿の成長因子のみを抽出し、凍結乾燥(フリーズドライ)することで、さらに高濃度化して効果を高めた再生医療です。Platelet-derived Factor Concentrate Freeze Dry:血小板由来因子濃縮物-凍結真空乾燥の略称としてPFC-FD療法と呼ばれています。自己治癒力を高める成長因子が、PRP治療の2倍以上含まれており、鎮痛作用や炎症抑制作用、組織修復作用がPRPよりも高いことが最大の特徴です。
PFC‐FDは累計73670件(2023年10月末時点)の加工受託を行い、現在までに数多くの患者様へ提供されています。こうした経験豊富な実績から得た知識やノウハウ、積み重ねてきた研究開発の成果として、従来よりさらに多くの成長因子を含むPFC-FD2.0の開発に成功し、2024年4月より提供を開始しました。PFC-FD2.0は従来のPFC-FDをベースとして、その安全性や利便性はそのままに、細胞組織修復や抗炎症機能を持つ成長因子をより多く含有しています。従来品よりも自己修復力が強く活性化されることが期待されます。
PFC-FD療法は保険外(自費)での治療となるため、ご希望の患者様は、医師または受付スタッフへご相談ください。